サッカー部

サッカー部 3年生の皆さんへ

令和2年3月12日  卒業おめでとうございます

新型コロナウィルスの関係で卒業生と職員のみのイレギュラーな卒業式となってしまいましたが、ただ形式を変えただけではなかったことを理解してもらいたいと思います。

 

急な休校中の入試や学年末試験の中止と中々の混乱で、「卒業式中止」の言葉を思わずにいられない状況でした。

その中、3学年の先生方からの

「我々にとっては毎年のことだが、生徒にとっては生涯でたった1度の卒業式を何とか開催してあげたい」

という言葉は考えさせられる言葉でありました。

 

そんな先生方へもを含めて、感謝の言葉・気持ちを伝えてもらえたでしょうか?

 

君達にはまだ幾つかの節目があるはずですが、その節目は大人として迎えなければ成りません。

何時か「縁と出会い」、「敬意と感謝」この言葉の意味を感じられる大人になってくれたら、当たり前の、普通の大切さを感じることが出来たら・・・、

普通に真面目に生きていれば何時かわかることかもしれません。高校生に言っても意味がないのかもしれません。

しかし、今高校生である君達に求める事に意味・価値があると私は思っています。

サッカーを、スポーツに本気で取り組んでいれば感じられるはずだと思います。

 

年を重ねるほど本気で相手をしてくれる大人は少なくなると思います。

部員だからきついこと、厳しい事を言ってきましたがサッカーという共通項があるから本気で対応したつもりです。一般の生徒と差をつけてはいけないかもしれませんが、私にとってサッカー部の君達は特別な存在だったからです。

本気でサッカーを、部活をやり遂げたプライドを持ってください。やりきれなかった者が駄目だという意味ではなく、やり切った者にしかわからない・感じられない価値があるはずです。

 

部員だからと書きましたが、傷つき・不快なことも多々あったと思います。

申し訳ありませんでした。

 

力がある代だったので、他の代に比べて要求が高くなった部分も正直ありました。

君達が元々持っていた力に値する最低限の結果を出すことが出来て本当に良かったと思っています。

 

今後はサッカーがくれたこの出会いと縁に感謝し、対等な大人としてサッカーに関わる場面で再会できる事を楽しみにしています。

 

卒業おめでとうございます。

かっこいい大人になってください。

 

 

 

追記:サッカー部を退部してしまった君達へ

 

草加高校の生徒だけあって、人としての君達は普通に良い人達だと思います。

2次予選に応援に来てくれたり、卒業式後のサプライズなど口には出し切れなかったけれど感謝しています。

 

君達がこのページを目にするかわかりませんが、改めて考えてもらえたら幸いです。

 

退部の理由は様々だと思いますが

1年生の時から、「君達は技術的に上手いが、勝てない」と言われていたと思います。

勝負が全てではありませんし、負けることから学ぶことは重要です。

しかし、その為には勝利を目指さなければなりません。

勝負するから、勝にも負けにも等しく価値が付くはずです。

負けから学ぶからこそ、勝つべくして勝ち、互角・不利な勝負に勝てるようになるのです。

勝つことは簡単ではありません。

上記で「君達が元々持っていた力に値する最低限の結果を出すことが出来て本当に良かったと思っています」と書きましたが、

自分の力を実力通りの結果に結びつけることはサッカーに限らず簡単ではありません。

 

多分、何人かは「太陽や一希は褒められて」と思っていたかもしれません。

技術的には負けていない自負があった者もいたと思います。

しかし、彼らを中心に橋本・安田の4人のスキルは別格です。

これは事実です。

結果を出した彼らを素直に認められるのではないでしょうか?

後、一緒に最後まで頑張った3年生はやめた誰かの代わりではありません。

彼らは努力しスキルを高めたから、力をつけたから試合に出て活躍したのです。

 

事実、1次の2回戦辺りからは良い意味で太陽が目立つ場面が減ったと思います。

この部分を間違って、勘違いしてもらっては困ります。

これを理解できない人ならば、今読んでいないでしょうから大丈夫でしょう。

 

では、彼らとの差を具体的にわかっていたでしょうか?理解する努力が出来たでしょうか?

オフの差を、その差を詰める・埋める努力が出来たでしょうか?

妥協・諦め・言い訳、人の所為にしていなかったでしょうか?

 

基準が少人数の彼らだったことで納得できない部分があったかもしれません。

勝手に自分に都合の良い基準に変えませんでしたか?

 

「うさぎとかめ」の童話がありますが、彼らは間違いなくうさぎではありません。

身体能力やボールの技術では劣っていなかった、部分的には上回る者も多かったと思います。

ほんの少しでも口惜しさ・後悔があるのなら、

その気持ちを誤魔化さずに考えてみてください。

そして「for the Team」と「for the One」の意味をもう一度考えてみてください。

地道な努力を継続し、最後に笑える人になってください。

 

高校生に求めるには難しいことを言っていると思います。

しかし、縁あった君達の将来に少しでも役立ててもらえれば幸いです。