選手権2次トーナメント 1回戦結果

対 大宮南 0-13(0-8)(0-5)

 

午後から雨予報でしたが、午前中から雨が降り出してしまいスリッピーなグランド、結果として草加高校にとっては裏目のコンディションとなってしまいました。

 

結果、完敗でした。私の経験上も公式戦で一番の大敗です。

しかし、試合を楽しめたと思います。第3者的にはどうだったかわかりませんが、攻守が繰り返される、良い試合だったと思います。

 

大宮南の試合をビデオなど2試合観て思った事は、普通にやったら「0-10」です。この点差をどう縮めるかの一番単純なやり方は守備重視ですが、3年生は攻撃を選択することになりました。

ただし、相手の方が全てに於いてレベルが上なので、まず相手の足を止め「判断」を遅らせるために「高さ」を使い「浮き球を活用」する、高さから「GKとDFの連携」を乱すこと、セカンドプレーで草加の技術を生かし・発揮することを考えました。立ち上がりには押し込むこみチャンスを作ることができましたが得点には至りませんでした。その後、失点を繰り返してしまったのですが、攻めたが為の失点であり、前向きなチャレンジの答えと思います。

 

県出場を目標とするのか?県で勝つことを目標とするのかで考え方・やり方は変わりますが、草加高校の現状は前者、且つ最後の選手権予選、先程も書きましたが3年生が攻撃を選んだ事から玉砕覚悟(私はこう思っていましたが、選手は違うと思います)で臨む事としました。しかし、想定以上の大敗となってしまいました。

 

以前、レベルの差は基本の差であると書いたことがありますが、大宮南と一番大きな差は「切り替え・トランジション」にあると思います。「切り替え」の違いが、技術に大きな差がなくてもスキルに差を生むのです(その為のユースリーグでもあります)。

 

1点目はARのフラッグアップにつられて2列目の飛び出しへの反応が遅れた事、2点目もGKが頑張った後のCKからのセカンドプレーでシューターへの寄せが甘かった事が原因でした。2点とも見事なシュートで、レベルの差が出た場面だったと思います。両方ともに草加の選手は危険を感じなかったのではないかと思います。その他も「雨の人工芝でのバウンド処理」「GKのこぼれをつめる」など「質の差・普通の差」を見せつけられた試合となりました。

 

この試合に臨むに当たり、繰り返し言ってきた「楽しもう」ということについて、3年生を中心にやれたのではないかと思います。

試合の内容や結果だけを見た第3者はどう思うかわかりませんが、3年生は最後の試合を楽しむ為に色々なことを我慢・努力し、頑張ってきました。スポーツの良い所は、努力・頑張りの答えが明確に出るところです。

以前にも似たようなことを書いたと思いますが、勝ったから強いのではありません。レベル・能力に応じ、正々堂々と自分の、自分達の力を出し切れたかが大事だと思います。能力という観点ではもう少し上を目指して欲しかったところですが、いままでのチーム状況を考えると十分力を発揮してくれたと思います。また、勝利した大宮南の応援団へ挨拶に行くなどで成長を感じさせてくれた事にも感謝しています。

 

本当にご苦労様でした。そして、ありがとう。

両立から集中に切り替えて頑張ってくれる事と信じています(周りが観えなくならないように、感謝を忘れずに頑張ってください)。

 

最後までフェア且つ全力で戦ってくれた大宮南高校に感謝すると共に次戦での活躍を祈念して報告とさせて頂きます。