令和元年度 選手権1次予選結果 報告

 8月18日(日) 1回戦 対熊谷西高校 2-1(0前半1)(1後半0)(1延長0)

 

熊谷西高校会場での1回戦、晴天でグランドも良好(少し柔らかい)で試合が行えました。(グランド作り・運営をしていただいた熊谷西に感謝します。)

試合は立ち上がりから押し込む展開だったが、前半12分に右DFのミスパスを⑩鈴木が奪い返しに行ったがファウルに、このセットプレーからのファーストシュートで失点してしまう。

ミスからのセットプレーや連続したリスタートが危険なことは何時も言っているのだが、残念であった。

その後も押し込む展開であったがミスやカウンターから何度か危ない場面も作られてしまった。残り3分(アディショナル2分の計5分)で⑩鈴木のシュートで追い付き、延長前半のセットプレーから⑨松本のヘディングシュートで逆転した。

後半20分辺りから慌て焦ってしまい自滅するチーム選手が多いが、落ち着いてプレーし逆転に繋げたことは素晴らしかった。

 

同点は⑩鈴木の技術も大きかったが、チームとして多くの選手が関わり続けた結果だと思う。最後まで諦めずにプレーし続け、逆転した選手を称えたい。

少しだが個人に頼るのでは無く、仲間を信じ・生かせるチームに成長したのではないだろうか。

 

 8月22日(木) 2回戦 対杉戸高校 1-0(1前半0)(0後半0)

 

1回戦同様熊谷西高校会場での2回戦、前日の雨のために水含みのグランドを整備してくれた会場校に感謝します。

いきなりクロスバーを叩かれ肝を冷やす立ち上がりであった。徐々に落ち着きを取り戻しほぼ5分5分の展開、33分左サイドのスローインから相手DFのクリアミスを⑧片口が拾いシュートを決めた。ビデオで確認すると、⑪山内が逆サイドでワイドに張り、⑨松本一は相手と駆け引きをしながらスローインに絡んでいます。これが伏線となり相手のクリアミスと中央のスペースを生み⑧片口のシュートに繋がったと思います。記録に付きませんが⑨松本一のプレーはアシストに相当する素晴らしいプレーだったと思います。

後半は勝ちを意識してしまったのか受け身になり、危ない場面を多々作られてしまいました。特にGKの頭を越されたシュートを④林大がゴールカバーしたプレーは勝敗を決するプレーだったと思います。

初戦は暑い中で延長まで戦い足をツル選手もいましたが2戦目は幸い涼しい気温で戦えたことや、シード杉戸は初戦、我々は2試合目、ユニフォームは正等の好条件を勝利に繋げられたことは大きかった。

 

 8月25日(日) ブロック決勝 対城西川越高校 1-0(0前半0)(1後半0)

 

大宮東高校会場でのブロック決勝、前夜の雨でグランドコンディションを心配したが問題無く整備してくれた会場校に感謝します。

3年連続のブロック決勝、3度目の正直をモノに出来るように頑張りました。

城西川越の2回戦はグランドコンディションが悪くチーム戦術など詳細が観えない。全体的に身体能力が高い印象、グランドが悪い為かキック・ドリブル主体であった。個としては中盤の⑪⑦辺りが要注意と感じたが、オフは無くほぼリアクション、自分達の力を出し切ってくれれば可能性は高いと感じた。

 

実際には今どき珍しいキック&ラッシュ、シンプルに蹴り・競ってDFの背後を狙い、ルーズボールの反応も速く、中々ペースが掴め無い。守備も複数で囲い込むなど組織的であった。

前半はペースが掴め無かった為、HTに相手の足を止める事を主眼に割り切って相手の背後にボールを入れる事や高さを使うように指示をした。何とか落ち着きを取り戻した後半15分、⑩鈴木から右サイドをランで仕掛けた⑤高橋に、⑤高橋は⑪山内との1・2からクロス、クロスは相手DFにクリアされたが拾った④林大が思い切りの良いミドルを打つ。相手に当たりペナルティエリア内に跳ね上がったボールを⑥林奨がDFをスクリーンし⑦田口にシュートを打たせた。⑦田口のシュートもテクニカルであったが複数が連続して関わった見事な得点であった。

 

その後、勝ちを意識してしまったのか受け身となり跳ね返す展開が続いた。1番危なかったのは左ゴールライン際を突破されプライムターゲットからフリーでシュートを打たれた場面、GKも触れずやられたと思ったが⑨松本がカバーし、ブロックしてくれた。

後から考えると、私よりも選手の方が落ち着き、冷静にプレーしていたかもしれない。

 

 総体予選で越谷南に負けた試合は以下のようにまとめていたが

結果的に11に勝ったタイミングでの関わり方のクオリティが勝敗を決したものと考える。草加の場合は主に⑩鈴木がスイッチなっているが、他の選手がオフで勝負しきれていない。

 杉戸戦の⑨松本のオフ、⑪山内のポジショニング、この試合では⑤高橋のオフの準備からのラン、1・2、クロス、④林大ミドルシュートからの跳ね上がりは相手選手がボールウォッチャーに成り易く、結果として⑦田口がフリーになり1タッチシュートを決めた。⑦田口もオフでGKやゴールが見えていなければ決して打てないシュートであったと思う。

総体から少しは成長してくれたと思う。特に⑦田口は総体・越谷南戦で活躍すると思っていた選手だったので今回の活躍は本当に嬉しい。また、この3試合は毎試合違う選手が活躍してくれた。この点でもチームの成長を感じる事が出来た。

草加高校サッカー部の県大会出場は多分初だと思います。しかも選手権1次予選の突破はサッカー感を変えると思います。この結果を2次予選だけでなくサッカー部の良い意味での向上・変化へ繋げられるように頑張りたいと思います。

 

最後に、2日間お世話になった熊谷西高校、ブロック決勝での大宮東高校に改めて感謝するとともに、2次予選に向けて特別な事ではなく、基本を見直し質の向上を図り、頑張りたいと思います。

 

付記:9月2日未明に松本暁司先生がお亡くなりになりました。草加高校サッカー部のページに書くことは適切でないかもしれません。しかし、私が今この仕事をし、サッカーに携わっている・いられるのは松本先生のおかげだと思っているので感謝を込めて少しだけ書かせて下さい。

1番の思い出は高校2年の第61回選手権予選のことです。準決勝で試合を外されました。前の試合でのプレーに集中力が欠けていたからだと思います。

何も言わず練習させてもらえなかった約1週間、最初は不満でした、準決勝後は自分のできる事、やれることを自分なりに取り組もうと考え寂しく練習したのを思い出します。

しかし、決勝で意外にも使ってもらえました。観てくれていたのだと思います。結果、自分でも信じられないプレーで勝利に貢献することができたと思っています。

適度な集中と緊張が如何にパフォーマンスを引き出すのか?その経験がどれだけ自信に繋がるのか?松本先生の掌で転がされて教えてもらいました。

わずか3年間の高校生活が私の中を大きく占めています。今年のサザンクロスで久しぶりにお会いし、お声をかけていただいたことに改めて感謝します。お元気そうに見えたのに本当に残念です。

本当にありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。