2020年11月の記事一覧
国際理解教育 1学年向け講演会②
11月16日(木曜日)
令和2年度の国際理解教育、2回目の講演会を行いました。
今回は、日本貿易振興機構(JETRO)より
ジェトロ埼玉貿易情報センター所長の塩野達彦様にお越しいただき、
講演をいただきました。
塩野様からはジェトロの行っている活動として、国内の企業の海外進出のサポートや、
海外企業の国内誘致のお話を聞かせていただいただけではなく、
「そもそも貿易とは何か」
「世界や日本の貿易の推移や現状」
といった、経済を基調としたマクロな視点からの国際関係についても説明していただきました。
生徒からも
「グローバルな視点で日本の経済を考えることが必要だと感じた」
「埼玉と世界、ローカルとグローバルの両方の視点を大切にしたい」
などの感想が得られました。
県内でも引き続き、コロナウイルスの感染が拡大傾向にある中にもかかわらず、
対面での講演という貴重な機会を引き受けてくださった塩野様に改めて感謝申し上げます。
前回11月12日の講演と併せて、生徒たちの視野を広げるきっかけ作りとなることを期待しています。
この後、国際理解教育は11月26日に振り返りのグループワークを行います。
生徒たちがどんな学びをしてきたか、そしてグループワークを通して新たな学びが生まれるか、
期待と不安とともに見守っていきたいと思います。
国際理解教育 1学年向け講演会①
11月12日(木曜日)
令和2年度の国際理解教育、第1回となる今回は、国際協力機構(JICA)より
青年海外協力隊経験者の堀口さやか様をお招きし、講演をいただきました。
堀口様は栄養士としての知見を生かし、エクアドルにおける食生活の改善についての
事業に参加されておられました。
その折の経験を中心としたお話をいただき、生徒達からは
「日本におけるあたりまえが他の国ではあたりまえではないことを学んだ」
「自分の理想論を押しつけるだけではうまくいかないことを知った」
「他者理解の大切さに気づいた」
などの感想が出ていました。
コロナ禍で様々な活動が制限されている中、
貴重な機会をいただいた堀口様に改めて感謝申し上げるとともに、
こうした機会をきっかけに視野を広げる生徒が増えることを期待したいと思います。
なお、本年度の国際理解教育は、このあともう1つの講演と、
振り返りのグループワークの3時間構成になります。
例年と異なる形式ではありますが、コロナ禍で出来る最大限の学びを提供できるように努めていきます。